2月13日、家庭用健康機器メーカーのアテックスが都内で2025年春・新製品発表会を開催し、マッサージクッションの新モデルなどを披露した。アテックスらしい、「こういうのが欲しかった」という癒やし家電が目白押しだった。
小さいのに肩甲骨の間に届く
新製品1つ目は、アテックス史上最小・最軽量の「マッサージクッション XS」(直販価格7700円、2月25日発売)。幅200×長さ200×高さ90mm、重さ約900gで、使わない時にはソファの隅に置いても邪魔にならず、移動も楽。小さいこともさることながら、一番のポイントは「もみ位置調整ベルト」がついていること。これまでのマッサージクッションは、ソファの背もたれに押し付けて使う場合、肩や肩甲骨周りなど好みの位置に調整するのが難しく、また、使っているうちにマッサージクッションの自重でずり落ちてしまうのが難点だった。
新製品に搭載されている「もみ位置調整ベルト」は、先端に重りが入っており、さらにベルト裏側に滑り止め加工しているため、ソファや椅子の背もたれに引っ掛ければマッサージクッションを好みの位置にピタッととめることができる。肩甲骨、背中、腰と、気になる部位を的確にもみほぐせるのである。マッサージしたい箇所にうまく当たらず、体をもぞもぞ動かすストレスから解放されるのは嬉しい。
機能も充実している。左右のもみ玉の幅が狭いので、肩甲骨の間に入って「ゆらしモード」で肩甲骨剥がしのような動きができるほか、左右のもみ玉が内側に巻き込むように動く「はさみモード」で首や肩のコリをほぐすこともできる。
