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第12世代Core搭載のSTYLE-I1MA-i3-UHX-BKをレビュー

約7万円で片手サイズ!Windows 10からの買い替えにもイイ感じなコンパクトPCはいかが?

2025年06月09日 11時00分更新

文● タカフグ 編集●ASCII

提供: ユニットコム

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 2025年10月14日、Windows 10のサポートが終了する。サポートが終了しても、使用すること自体はできるが、セキュリティアップデートをはじめとした各種サポートを受けることができなくなる。それによるセキュリティーリスクの高まりはけっして無視できない。

Microsoftのサポートページでは、Windows 10のサポート終了に関する案内が公開されている

 Windows 10を使っていれば、無償でWindows 11にアップデートすることができるが、とはいえアップデートには要求されるスペックを満たしている必要がある。また、OSはパソコンのシステムの基盤となるものであり、アップデートするとなるとWindows 10で使用していた環境がすべて問題なく動作するのかという問題もある。古いパソコンを使っていればなおさらだ。

 ならば、いっそのこと新しいパソコンに買い換えてしまうのも手だろう。そんな買い替えの選択肢の1つとして、ユニットコムの「STYLE-I1MA-i3-UHX-BK」を紹介したい。

約7万円の超コンパクトデスクトップPC

パソコン工房で販売中の「STYLE-I1MA-i3-UHX-BK」。価格は6万9800円

 STYLE-I1MA-i3-UHX-BKは、デフォルト構成で6万9800円と手ごろな価格の超コンパクトパソコン。本機の最大の特徴は、なんといってもその非常に小さな筐体だ。

 サイズはおよそ幅139.9×奥行129.9×高さ43.9mm。片手で難なく持てるほか、オプションで追加できるマウンター(+1900円)を使うことで、ディスプレーの後ろに取り付けることもできる。

VESA対応のマウンターを使用することで、ディスプレーの裏側に固定することも。マウンターはBTOオプションで付属品として購入できる

 デスク上のスペースをほぼ取らずに使用できるため、デスクトップパソコンを置くスペースに困っているという人も問題なく使用できるだろう。

前面インターフェース。USB 3.1×2、Thunderbolt 4、オーディオジャック、SDカードリーダーを備える

 コンパクトなマシンではあるが、インターフェースは十分に搭載されており、接続性は問題ない。前面には、USB Type-A 3.1×2を搭載。マウスやキーボードなどを接続する際、いちいち裏側に配線を回さずにすむのがうれしい。

 そして、安価なPCながらThunderbolt 4端子を搭載しているのもポイントだ。Thunderbolt 4は、見た目上は普通のUSB Type-Cだが、帯域幅が40Gbpsと広く、より高速なデータ転送が可能だ。対応した外付けSSDなどを使えば、写真や動画などのデータも素早くコピーできる。

 また、Thunderbolt 4は映像出力などにも対応しているため、こちらを使ってディスプレーに映像を出すことも可能だ。そのほか、SDカードリーダーを備えているのもありがたい。デジタルカメラなどで撮影した写真を取り込むといった作業もサクッと行なえる。

背面には、電源端子、Thunderbolt 4、HDMI、DisplayPort、USB 3.1×2、2.5GbE、1GbEを搭載

 背面には、前面と同様にUSB 3.1×2とThunderbolt 4を搭載しているほか、有線LAN端子や映像出力端子を備えている。

 有線LANは、よくある1GbEだけでなく、より帯域の広い2.5GbEも搭載している。自宅のネット回線やルーターの対応状況などにもよるが、有線でインターネットに接続する場合は、こちらに接続したほうが高速にインターネットを使用できる。

 もちろん、Wi-Fiにも対応しているので無線LAN接続も可能だ。本機では、Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)に対応しており、有線LANケーブルを引くのが面倒という人も安心。

 映像出力端子は、DisplayPortとHDMIを1基ずつ搭載する。先述のThunderbolt 4も含め、マルチディスプレー環境も構築できる。そのほか、Bluetooth 5.3にも対応しているため、無線接続のデバイスを使用することも可能だ。

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